40年前に自分たちを捨てた母親を追って〜母親の売った車から見つかった驚きの事実とは〜

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兄弟が孤児となった日のこと

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ステイシーは長い間、近所の教会に通っていました。教会の仲間からも信頼されているメンバーの一人でした。しかしそんなある日の夜中、彼女はタッカーとスティーブンを車に乗せて、いつもの教会へ走り、そこに子供たちを置き去りにしたのです。子供の元から去った彼女は一人で車に戻り、急いで車へ戻り、車は夜の闇に消えました。罪悪感に苛まれ彼女自身もどこへ向かうのかわからぬまま、ただひたすら車を走らせました。そして彼女はその教会に二度と姿を現すことはありませんでした。
ステイシーと兄弟が住んでいた家の近所の人や教会の仲間たちが彼女のことや、車の詳細を警察に伝えましたが、子供を置き去りにした後のステイシーの行方もそしてその車のありかも警官はつかむことができませんでした。警察は幼い子供たちが成人するまで預かってくれる里親を探していましたが、ステイシーには旦那さんも身内も誰もいませんでした。結局、タッカーとスティーブンは世話をしてもらえる里親が見つかるまでの間、孤児院に入れられました。

兄弟の父親のこと

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警察は彼らの実の父親であるトニーに連絡を取りました。兄弟は孤児院からステイシーが離婚した元夫に引き取られたのです。事件が起こる6か月前、彼はステイシーと一緒に教会へ出かけました。近所の人たちがステイシーとトニーの関係があまりよくないのではないかと疑っている人もいたので、教会ではいつもと変わらない様子で仲良さそうに振る舞いました。でもその後すぐに二人は離婚しました。
トニーは実際のところ父親になることは望んでいませんでした。スティーブンとタッカーはどちらも予想外に生まれた子供たちでした。父親がいる限り、子供たちは父親の元で育つ方が幸せなはずです。最終的に裁判官はトニーへ兄弟の保護監督権を命じました。トニーは子供たちのことを世話するのは全く乗り気ではありませんでしたが、もし彼がその判決を拒絶した場合、この小さな町でどれだけの人々が彼のうわさ話をするかと考えると耐えることができず、仕方なく息子たちを自分の手で育てることにしました。
しかし子供たちと同居するようになってからもトニーは子供たちの世話で自らの生活ペースが乱れることを嫌っていました。夜遅くまで仕事をし、仕事の後には友人と飲みに行ったりパーティーをしたり、子供たちのことを放置したまま振り返ろうとはしませんでした。雇っているベビーシッターがきちんと仕事をしているかどうかの確認もしませんでした。そんな中、近所の人がトニーのことを子供の世話をしていないのではないかと疑うようになっていました。

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