夫の失踪から40年以上・・・ある日突然女性の目の前に現れた人物は

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大がかりな捜索にもかかわらず

Source: bright-side.life

クルーズ中に遭難した可能性を疑い、沿岸警備隊による捜索は数週間にわたって行われました。しかしビルはもちろん、彼のボートすらも見当たりませんでした。失踪から1ヵ月以上が経ち、捜索も打ち切られようとしていたところで沿岸警備隊は遠くに漂っているビルのボートを発見したのです。その中にビルが避難をしているかもしれない、誰もがそんな希望を持ちました。
ビルのボートは海岸から5マイル(約8キロ)離れたところで発見されました。沿岸警備隊がボートの中に入ると、キャロラインをはじめ捜索をあたっていた人全員の希望はすぐに失望へと変わりました。船の中には誰もいなかったのです。ボートは長らく無人で海に漂っていたようで、最近までビルがそこで過ごしていた形跡などはありませんでした。ビルはクルーズに出て、何かの事件かトラブルに巻き込まれて海におぼれてしまったのではないかという結論を出し、彼の捜索は打ち切られることになりました。

それから42年が過ぎ・・・

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Source: bright-side.life

キャロラインの生活はビルの失踪後大きく変わってしまいましたが、彼女は彼女らしさを失うことなく力強く人生を生きました。どうしてもビルに対する思いを断ち切ることができずに彼女は再婚はしていませんでした。またキャロラインは子供たちの存在に慰められ、また彼らに励まされながら過ごしてきました。どうして夫が家を出て行ってしまったのか、その動機も、そしてどこに彼がいったのかもわからないまま42年の月日が流れていました。
ある日彼女はいつものように食料品の買い出しのため、近くのスーパーへでかけました。彼女がミルク、野菜、掃除用品など必要なものをバスケットに入れてレジに向かおうとしていたときです。陳列棚の間を歩きながらふと顔を上げ、目の前に立った人の顔を見て彼女は心臓が止まりそうになりました。大きなサインボードを持った年配の男性が彼女の前に立っていたのです。その男性は目に涙を浮かべて彼女を見つめてこう言いました。「キャロライン、私です。」

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