充実した定年後のためにいまやるべき9つのこと

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たまの贅沢を許しても、散財はしない

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前の項目のように貯蓄には少しの我慢が必要ですが、多くの人はちょっとした贅沢を許しています。実際のところ無駄なお金は一切使わない人はたったの5%しかいないのです。ではスーパーセーバーたちはどのようなお金の使い方をしているのでしょうか。彼らはたまのちょっとした贅沢は許しているのです。

約53%の人が何らかのサブスクリプション(ネットフリックスやHuluなど)を楽しんでいます。そして46%の人は旅行にお金を使っていると答えています。一部の人にとって贅沢とは、会社に行く途中で買う1杯のコーヒーであったり、週に1、2回の外食であったりもします。中には高級車を買うという答えもありました。

人それぞれ、少し贅沢をしたいと思うものがあると思います。そんな気持ちをずっとおさえておくのも厳しいものです。重要なのは程度です。また計画なしにキリなく無駄遣いをするのは避けるべきです。前に乗っていた車が古くなったから、もしくはもう何年も所有したからという理由で新しい車を買うことは全く問題ありません。でも毎年のように新しい車に買い替えたり、毎日のように贅沢を繰り返していてはお金はいつまでたってもたまりません。週に何度か、また一度大きな買い物をしたらしばらくは始末な生活をするという、贅沢にもメリハリが重要です。

財産の一部を投資をする

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リタイア後の生活に余裕を持たせるために、ウォールストリートにいるような投資家になる必要はありません。しかしスーパーセーバーのうちの約64%は自らを一般的な投資家だと言います。この「一般的な投資家」とは投資の基礎的な知識があることをいいます。インデックスファンド、投資ファンド、株価、債券、株式など金融マーケットの基本的な用語や、マーケットの目的や市場の原理を理解しているということです。

18%のスーパーセーバーは金融市場のことをある程度理解していると答え、19%の人は金融についての知識がかなりあると答えています。

退職後に使えるお金を少しずつ準備していくなら、これを機会に少し金融について勉強してみるのもいいかもしれません。金融関係の個人投資についての記事などに日頃から目を通すようにしたり、いくつかの投資についての本などを読んで知識を増やしていくのがいいでしょう。

節約のモチベーションをあげる

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老後の資金を作るための鍵として、「その気になる」ということも重要なポイントです。お金を貯めるなら、そのモチベーションがなければ始まりません。実際スーパーセーバーたちの約61%は、リタイア後の生活をクオリティの高いものにしたいと、現実的に考えていると言います。また51%は予期せぬ将来に備えていると言いますし、約73%の人はお金がたまってくるとさらに貯蓄を増やしたくなると答えています。

節約や貯蓄の癖をつけるには、モチベーションがなければ続きません。何かやる気になっているときに、そのことを誰かに話すことは簡単なように、なぜあなたはお金をためたいと考えているのか、その目的を目指すにはモチベーションが必要です。

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